銅板の一文字張りではありません。

2012年08月29日

前回、銅板は酸性雨に弱いと書きましたが、

銅板の単独で屋根を張り、

瓦などの組み合わせた施工をしなければ、穴の開く心配は軽減されます。

この場合、瓦の水を雨トイで受けてやる事(瓦からの水(雨)を銅板屋根に落とさない)が

施工段階として、考える事がポイントです。

なぜなら、銅板単独の屋根でしたら対応年数は100年と言われています。

神社の屋根は銅板屋根が多いですよね・・

銅板の一文字張りではありません。
銅板の一文字張りではありません。
銅板の一文字張りではありません。
銅板の一文字張りではありません。
銅板の横葺きです。

銅の一文字とは、少し違いまして、

たてのラインがありません。

タルキ1本1本にビス並び銅釘で止めていきますので、

風で吹き飛ぶ心配はありませんよ・・・

後は、雨ごとに色がだんだん黒くなつていきますが、

後々は緑青(サビ)といいまして緑色になつていきます。

このようになりますと、味が出て銅板も硬さが増してきますね・・

酸性雨も銅板自身の力で、中和しますので対応年数も長くなる理屈でしょう ね。

昔は神社、お寺などの建物は屋根部分が大きいので、

かやぶき屋根でしたが、銅板屋根に変わってきました。

昔~銅板は まんじゃ道具 と言われ長持ちすると言われています。

また、瓦よりも軽く重量が軽くなり地震や風に強いとされています。

頭の大きい造りですので、板金屋根の方が倒れにくいと考えられます。

また、重量が軽いので山の上まで道のない所も持ち運ぶ事の出来る製品だったのでしょう?

身近の所では、10円玉が銅板で出来ています。

仕事は原点から・・・・・地元のおとっちゃん

熊本県八代郡氷川町吉本
建築板金 月田 板金 (http://jugetsu.kna.jp/)
連絡先 0964-43-0390
    090-1082-4498 つきだ
雨漏り修理専門 熊本 宇城 八代
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Posted by おとっちゃん at 08:29│Comments(0)銅板工事
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